
大河ドラマの主人公「井伊直虎」の故郷を訪ねてきました。
浜松出身者の個人的な見解ですが、徳川家康・山之内一豊と並んで、井伊直虎は戦国時代の遠州地区3大出世頭と自負しております。
今回は、浜松をベースに、遠州浜名湖鉄道にのってローカル線の旅と一緒にお届けいたします。
企画担当者
「直虎」年譜
井伊家の始まりは、約千年前の平安時代に、龍潭寺門前の井戸から誕生したといわれる共保(ともやす)公が初代とされているそうです。
万千代はその後、井伊兵部少輔直政と名乗り、彦根藩の初代藩主となっていきます。
のちに、直政は関ヶ原の戦いの傷がもとで42歳で亡くなりますが、井伊家は徳川譜代大名の筆頭として徳川家の歴史を支えていくこととなります。
ちなみに、桜田門外ノ変で暗殺される井伊大老( 直弼)は、34代目(彦根城主としては11代目)にあたるそうです。
※直虎の墓所は、龍潭寺(許婚の直親の隣に眠っています)。法名・妙雲院殿月泉祐圓大姉
※年代や内容は、諸説ありますので、あくまでもひとつの参考としてご覧ください。
竜ヶ岩洞
東海地区最大級の観光鍾乳洞で、一見の価値あり。地底大滝は圧巻!
井伊谷城址公園
井伊谷を治めた井伊家の居城跡とされています。現在は城址公園として開放されており、散策路の途中には石垣の名残も見ることができます。頂上からは井伊谷の四季の田園風景や、浜松の町なども見ることが出来ます。直虎もこの景色を見ていたのでしょうか。竜ヶ岩洞からの約3kmを歩いた後の城山の上り坂はちょっとしんどかったですが、目の前に広がる景色の爽快さは格別でした。ちなみに歴女・歴Menの姿もあり直虎効果恐るべしですネ。ヾ(- -;)
井伊谷宮
ご祭神は、後醍醐天皇の第四皇子「宗良親王」と「尹良親王」を補佐し、忠勤に励んだのが当時の豪族であった井伊介道政、正四位 井伊新介高顕道政であり、二人も祭られているほど、井伊家にゆかりの深い神社だそうです。八(^□^*)
渭伊神社
創建の年代は不明らしいが井伊家に縁の深い神社。本殿の裏にある遺跡の巨石群や木々に覆われた幻想的なたたずまい。もともとは龍潭寺の境内にあったものが移されたらしい。境内には八幡の神々が祀られており、パワースポット感あふれる神社。井伊谷集落の中には、居城跡の図や井殿の塚等々、井伊家ゆかりの場所が他にもあるそうです。(時間の関係で今回はあきらめました(ノ△・。))
龍潭寺
直虎語るに絶対外せない場所。始祖「井保出生の井戸」も近くにあり、直虎もここに眠っている。井伊家の始祖から幕末の大老「井伊直弼」の位牌もお祀りされています。四季折々に、花や木々の彩を鮮やかに見せてくれる名園でもあります。時期によっては特別催事が催されるので、HPのチェックは必須です。さあ、金指駅まで歩くぞ!(帰りの天浜線たまらんぜ((o(^-^)o)))